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2009年12月11日 (金)

Chain Reaction

Chain_reactionトロンボーンを始めた頃、トロンボーン・アンサンブルやJ.J.Johnsonを聴いてもイマイチぐっと来るものがなかったのだけれど、クルセイダーズ(Crusaders)を聴いて、ファンキーなサウンドとリズム、テナー・サックスとトロンボーンの2管のアンサンブル、そして、各メンバーのカッコいいソロに痺れた。

左のリストに挙げてあるライブ盤ももちろんいいのだけど、トロンボーンのウェイン・ヘンダーソンの吹きっぷりが楽しめるのは、こっちの「チェイン・リアクション(Chain Reaction)」だ。
そして、初めて買ったクルセイダーズがこのアルバムなのである。

きっかけは、レコード屋(本通りにあったサウンド・イシカワだったと思う)でなんとなくレコード盤たちを眺めていたときに、Tromboneのクレジットがあったことと、安かった(2,500円ぐらいのレコードたちの中で、1,500円とかだった)こと。当時(中学生だったと思う)の私は、クルセイダーズなんてバンドは未だ知らなかった。フォーク・クルセイダーズは知ってたかも。

01. Creole
02. Chain Reaction
03. I Felt the love
04. Mellow Out
05. Rainbow Visions
06. Hallucinate
07. Give it Up
08. Hots it
09. Sugar Cane
10. Soul Caravan

家に帰ってレコード・プレーヤーへ。
1曲目はトロンボーンが出てこないので、ちとあせったが(^^;、2曲目からの、テナー・サックスとトロンボーンの2管でのクルセイダーズ・サウンドには完全にノックアウトされた。
「Chain Reaction」のウェイン・ヘンダーソンのソロは、短いけれど、いつ聴いてもカッコいい。「Rainbow Visions」でのソロも、メロディックでファンキーで、好きだ。

スティックス・フーパーのドラムは独特のグルーヴを生み出し、ジョー・サンプルのエレピは的確に曲を彩り、ウィルトン・フェルダーのベースは歌心溢れつつノリを出し、ラリー・カールトンのギターは洗練さを与える。そこに、ファンキーなフロントの2人、ウェイン・ヘンダーソンのトロンボーンとテナー・サックスのウィルトン・フェルダーが歌う。
サックスのフェルダーがベースも弾いているので、リズム・トラックを録って、ソロを後から乗っけたりしたのだろうけど、そんなことを全く感じされせないほど、バンドとしての一体感がある。

曲も、全曲メンバーによるもの(サンプルが4曲、ヘンダーソンが2曲、他3名が1曲ずつ、最後の1曲は全員の共作となっている)だし、当時のクルセイダーズとしての完成形だったのかもしれない。

今でも愛聴盤のこのアルバムの魅力は、全曲でメンバーが固定され、それぞれのプレイがはっきりと聴けることだと思う。サウンドは厚くなりずぎず、バンドが作り出すサウンドの空間とか、間(ま)(って実際に間が空いてる訳ではないよ)が感じられる事だと思う。
最近のフュージョンは、ごてごてし過ぎなのだ。打ちこみや多重録音が前面に出過ぎて、誰が何やってんだかわからないバンドのサウンドは、やはりイマイチ共感できないから。

ちょっと話は逸れるのだけど、2曲目の「Chain Reaction」は、マイケル・フランクスの「Sleeping Gypsy」というアルバムでも取り上げられていて、歌詞付きバージョンとなっている。
そのアルバムにはジョー・サンプルが参加しているのだけど、クルセイダーズ盤とはまた違った仕上がりになっていて面白い。確か、デヴィッド・サンボーンも参加してたなー。レコード持ってたかな、探してみよう。

 

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